2005年11月16日

日独の企業改革や中国の成長、大きなチャンス=ゴールドマンCEO

[ニューヨーク 15日 ロイター] ゴールドマン・サックス・グループのポールソン会長兼最高経営責任者(CEO)は、中国の成長拡大と同様に、日本とドイツの企業改革も同社にとって大きなビジネスチャンスである、との認識を示した。

 メリルリンチ・バンキング&フィナンシャル・サービス・コンファレンスで述べた。

 同CEOは、国際市場における再編・改革は、ゴールドマンのさらなる成長を推進する最も重要な要因の1つだと指摘。「(日本はドイツに比べて経済成長に勢いがあり、投資家マインドも前向きだが)日本とドイツはいずれも改革プロセスの初期段階にあるとみている。将来、大きなチャンスがある」と語った。

 また、ゴールドマンは世界的な大手金融会社であるとともに、主要な投資家でもあり、投資アドバイザーでもあることから、複雑で大規模な取引に強みを発揮できる、と指摘した。

 同CEOは、債権国会議(パリクラブ)を通じたドイツのロシア向け融資の再編を支援した実績を強調。企業セクターでは、年金基金へのアドバイザリー業務や資産運用、高利回り債の引き受け、メザニンファイナンス、大規模な投資など、幅広い業務を行っていることをアピールした。

 日本での展開については、三井住友フィナンシャルグループ <8316.T>への出資だけでなく、ジュピターテレコム<4817.Q>の新規株式公開(IPO)などを手掛け、企業合併の助言・資金調達も行っていることを披露した。

 日本郵政公社が行う郵便局での投資信託の販売では、選定された3社のうち唯一の外資系企業として選ばれたことにも言及。

 さらに同CEOは、アジア市場で最も急成長を遂げている中国の重要性を指摘した。

 ゴールドマンは昨年、中国で投資銀行業務の合弁会社、ゴールドマン・サックス高盛高華証券を設立している。

 また、他の投資銀行と同様に、中国の大手企業が関わる国際的な取引についてアドバイザリー業務を行い、投資も行っている。

 同CEOは、「中国事業は急速に拡大しているが、短期的には収益に占める割合が意味のある水準に達するとは思っていない」としながらも、「5年先を見た場合、われわれの期待通りの状況になるとすれば、中国は収益に寄与する重要な国になるだろう」と語った。
posted by kabuipo at 14:21| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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